蓄膿症(慢性副鼻腔炎)の手術
蓄膿症を日帰り手術で治して見ませんか?
蓄膿症の手術とその目的
蓄膿症の手術は大きく分けて鼻茸切除術、鼻内内視鏡手術(蓄膿根本手術)とがあります。
蓄膿症(慢性副鼻腔炎)の手術の目的は、鼻・副鼻腔の病巣をできる限り除去、開放し、その通気性を良くすることにあります。
手術に使用する機器
当院では蓄膿症の手術をパワー・システム(写真1)と各種内視鏡を用いて、日帰りで行っています(写真2)。パワー・システムとは、その先端に回転するシェーバー・メスやドリルを取り付けることができる手術器具です。メスとドリルは各種あり(写真3)、切除、削開した組織を吸引、除去します。このシステムにより手術時間や出血量が従来に比べて大幅に減少しました。
手術の内容と料金
CT検査を見ながら、局所麻酔下で副鼻腔の病巣を順次清掃します。清掃する範囲により、①鼻茸切除、②篩骨洞開放術、③上顎洞開放術、④前頭洞開放術などの手術があります。①だけであれば数分で終わりますが、①~④の操作を行うと約40~50分かかります。
手術には健康保険が使えますので、3割負担の患者さんでは再診料、片側の手術料金を含めて約52,000円~68,000円かかります(「日帰り手術」の「手術料金」とリンク)。初診料、検査料(血液検査、CT検査など)は別途かかるため、料金は高額になります。しかし、この手術は入院下で行う手術と同じであるため、入院費分だけ料金は安くなります。
尚、生命保険に加入されている方は、日帰り手術でも手術給付金が支払われますので、ご確認下さい。
手術後の治療
手術後は、抗生物質(マクロライド系)を1~3ヶ月間服用します。手術により副鼻腔は開放創となるため、この感染を予防できれば術後約3ヶ月で治癒します(写真4、5)。しかし、アレルギー疾患がある人は、治癒が遅れたり、再発したりすることがあるため、厳重な経過観察が必要になります。
日帰り手術で鼻漏や鼻詰まりなど長年の苦しみから解放されてみませんか。
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| (写真1)
パワー・システム | (写真2)
手術の実際 | (写真3)
各種シェーバー・メスとドリル |
(写真4)術前の左右の鼻腔所見:両側に鼻茸(矢印)を認めます。
(写真5)術後2ヶ月の局所所見:右側の中鼻道(左)、篩骨洞(中央)は十分開放され、右上顎洞(右)もほぼ治癒の状態である。



