ダイビング

レジャー・ダイビングでは、水深20~30mの深海に潜り、サンゴ礁や色とりどりの魚など楽園さながらの景観を楽しむことができます。
レジャー・ダイビングと水圧の影響
レジャー・ダイビングでは、水深が増すにつれて水圧が体にかかります。特に、体の中にある肺や中耳などの空洞では、水圧との平衡を保たなければ、風船のようにつぶれてしまいます。
耳抜きとは
ダイビング中に水圧との平衡を保つために、意識的に耳管を開いて中耳に空気を入ることを「耳抜き」といいます。
レジャー・ダイビングのトラブルや事故
近年レジャー・ダイバーの増加に伴い、トラブルや事故が増えています。
(1)「耳抜き」ができない
(2)鼻血、頭痛、めまい
(3)減圧症
(4)行方不明・死亡事故(毎年国内で約40件発生)など
「耳抜き」ができない原因
(1)「耳抜き」の技術が未熟
(2)睡眠不足、過度の飲酒
(3)風邪、アレルギー性鼻炎など
鼻血、頭痛、めまいの原因
(1)鼻血→「耳抜き」のやりすぎなど
(2)頭痛→大きな呼吸による二酸化炭素の蓄積など
(3)めまい→海水の外耳道への流入、水圧による内耳窓の損傷(外リンパ漏)など
「減圧症」とは
「減圧症」とは、過度のダイビング後に、適切な減圧 (浮上)を行わず、速く浮上しすぎるために起こる障害をいいます。体内に溶解している窒素が関節、血管、脳などで気泡化(ガス化)して、関節痛、呼吸障害、知覚障害など様々な症状が起こります。
「減圧症」の治療:高気圧酸素治療
高気圧酸素治療とは、高圧力チェンバー(写真右)で純酸素を吸入する治療法で、時間をかけてゆっくりと再圧、減圧、酸素供給を行います。
- (1)再 圧:
- 血管、関節、脳などにできた気泡に再度圧力をかけ溶かします。
- (2)減 圧:
- 再圧後、時間をかけて減圧します。
- (3)酸素供給:
- 減圧中に過剰な窒素を排出し、酸素を供給します。
DAN JAPAN(Divers Alert Network Japan)とは
DAN JAPANとは、安全なダイビングを守るためのネット・ワークです。レジャー・ダイビングのトラブルや事故に対して、専用の救急サービスを行っており、当院もこれに協力しています。ダイビングでお困りの方は、お気軽にご相談ください。


