
一般に、超音波は周波数が20000Hz以上の音をさし、その周波数が高いほど直進し、密度が異なる部位では、反射、透過、屈折を繰り返しながら衰退します。この性質を利用したものが超音波検査です。すなわち、超音波の器具から生体内に超音波を入れ、反射して器具に戻ってくる反射波の強さを白黒画像上に表示して診断します。
超音波検査は、妊婦さんにも安全に行える上、リアルタイムに診断ができます。また、細胞を少量採取し検査する針生検などの組織検査も同時に併せて行うことができるという利点もあります。
当院では、周波数が5~10MHzで、血流をカラー表示するカラードプラを備えた小型超音波診断装置を用いて検査を行っています。検査の対象は、主に頚部の腫瘍性の病気(甲状腺や唾液腺の疾患、リンパ節腫脹など)です。
超音波検査の実際を写真1に、頸動脈のカラードプラ表示を写真2に、甲状腺腫瘍と耳下腺腫瘍を各々写真3、写真4に示しました。
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赤矢印:頚動静脈を示します。
黄矢印:血流のためカラー表示されます。 | |
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矢印:甲状腺内に嚢胞性腫瘍(赤矢印)を、そしてその内部に乳頭状増殖(黄矢印)を認めます。
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矢印:耳下腺内に腫瘍(赤矢印)を認めます。
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